食推活動をまとめた広報紙「きっちん」を年2回発行しています。「きっちん」は、食推の広報委員が中心となって作成をしています。
きっちん第50号(2025年8月)
養成講座
令和7年度の養成講座では、新会員を対象に、「妙高市食生活改善推進委員の役割」「妙高市の健康増進計画」「バランス食」「食品衛生」「身体活動」など様々な分野について、学びました。3時間半と長丁場の研修会でしたが、委員自身や家族の健康づくりを振り返るきっかけとなりました。
令和7年度 参加者感想
【田町 竹村さん】
今年度、初めて食生活改善推進委員となり、養成講座を受けました。 普段から食事には気を付けていたつもりでしたが、バランスの良い食べ方には順番があり土台である「時間栄養学(いつ、どう食べるか)」がとても大事だと気付かされました。また、身体活動として「すきまエクササイズ」なら私にもできる時間があると思いました。 自分自身の生活を見直し、まずは1番身近な家族の健康づくりに学んだことを役立てたいと思います。
【杉野沢 平元さん】
"まずは自分のために"ということばが、心に響きました。リフレッシュの運動をはさみ、大切な話を分かり易く話していただきました。日頃の運動不足と栄養不足を痛感しました。"日本人は座っている時間が長い"近頃の私がそうです。意識したら実行するを目標に、少しずつ動き始めています。
【池の平 早川さん】
中央研修会に参加させていただき、妙高市の積極的な保健活動【すこやかライフプラン】に感謝いたします。【健やかに生きる】ことは【バランス良く食べる】こと。その重要性をもっと学び、元気な地域づくりのお手伝いをさせていただきたいと思っております。
【東町2 藤野さん】
妙高市の健康実態や、バランスの良い食生活の大切さなどについて学ぶことができました。まずは、自分の食生活を見直すことから始め、少しでも地域の皆さんが、元気で生き生きと暮らせるようお手伝いができればと思います。
中央研修会
全会員必須の研修会として、6月の4日間にわたり開催され、148名の委員が参加しました。妙高市の健康実態と健康づくりのポイントを学び、それらを住民のみなさんに伝えるためにはどうしたらよいか、令和7年度バランス食シート (PDF 662KB)の説明を聞いたり、具だくさん味噌汁の試食をしながら活動について考えました。
令和7年度 参加者感想
【吉木 清水さん】
塩分の摂りすぎには注意しようと改めて考えさせられた会でした。試食の味噌汁のように毎回具だくさんで作るのは難しいですが、研修会で知ったことを活かせるようにしたいと思いました。家族に日々感謝しています。
【西条 深石さん】
普段から減塩には気を付けるよう意識していますが、毎食トータルしてみると摂取量は多くなっているのかもしれません。
高血圧、脳疾患(両親が患った)ばかり気にしていましたが、心臓、腎臓、骨、寿命など様々なところに影響することが分かり、改めて家族の食事について考える良い機会になりました。50代後半から健康に過ごせるよう食事の摂り方を考えるようにしていますが、バランス良くというのはわりと難しく、海藻類が摂れていないことと、油脂類が意外に多くなってしまうように思います。自分も退職し高齢期に入った今、なるべく要介護にならないようにフレイル予防を意識した生活を送っていかなければと思いました。大変勉強になり、参加して良かったと思います。
【毛祝坂 丸山さん】
今年度、食生活改善推進委員の会の仲間入りをし、初めて6月11日(水)妙高高原メッセにて研修会に参加させて頂きました。
今回の講座では健康管理、特に『塩分摂取量』を重要視した講座で摂取し過ぎるとあらゆる病を引き起こすという事を学び、『この病気も?』と、驚きとても勉強になった講座でした。講座の最後では玉葱、人参、牛蒡、小松菜など7種類の具を入れた『具だくさんのお味噌汁』を頂きました。咀嚼の大切さとバランス食の大切さを学びました。本講座で学んだことを地域全体に対して、広報活動をしていきたいと思います。
【東町2 加藤さん】
中央研修会は、盛りだくさんの研修でしたが、どれも今後生活していく上で知っておいた方が良いことばかりでした。その中の一つでも地域の皆様に伝え、健康な生活を送ることができるようにお手伝いができればいいと感じてきました。
地域活動(新井分会)
和田 国賀の活動紹介
【竹の子を楽しむ会】
6月8日(日)毎年恒例の竹の子汁を楽しむ会を行いました。総勢62名の参加でした。
子ども会は竹の子の皮むき、役員さんは調理を担当して、大釜でおいしい竹の子汁ができました。(少しうす味)
食推としては、減塩とジュースサンプルを用意して、日々の生活を健康に過ごすために役立てるように呼びかけました。
新井分会活動の紹介
【新井分会交流会】
新井分会では災害時に活用できるパッククッキングと笹寿司作り、バランス食の伝え方を皆で学びました。パッククッキングでは少ない水や燃料で食事が作れる等、想像以上に災害食の調理が簡単で驚きました。水が貴重な災害時にも活かせる知識を身につけることができ、笹寿司作りでは地域の文化と手作りの温かさに触れる貴重な体験となりました。
地域活動(妙高分会)
原通の活動紹介
【口腔ケアについて】
5月7日(水)、地域の茶の間「原通お茶なんこの会」で口腔ケアについてお話をしました。「口腔ケア」とは2本柱から成り立っています。「口腔内の清潔」と「口腔機能の維持」です。清潔面は皆さん浸透していますが、機能の維持とは…。これは特別なことをするわけではありません。普段皆さんが行なっている「喋る」「笑う」「歌う」これだけでもお口の体操をしていることになります。そして、口輪筋のマッサージ、声出し運動。皆さん笑いながら実施しておられました。
食推が地域で活動している「健康バランス食普及事業」。バランスのいい食べ物を摂取するためにも口腔ケアを実践し、「人生100年時代」100歳を目指して元気でいていただきたいと思います。
バックナンバー
きっちん第49号(2024年12月) (PDF 2.65MB)
きっちん第48号(2024年8月) (PDF 2.03MB)
きっちん第47号(2023年12月) (PDF 2.2MB)
きっちん第46号(2023年8月) (PDF 1.84MB)
きっちん第45号(2022年12月) (PDF 793KB)
きっちん第42号(2020年11月) (PDF 1.86MB)
きっちん第41号(2019年11月) (PDF 1.94MB)
きっちん第40号(2019年7月) (PDF 1.63MB)