海で発生した水蒸気が、雨や雪となって山に降り、やがて川となって森や里を潤しながら、再び海へと還ってゆく…。
人力のみで海(カヤック)から里(自転車)、そして山頂(登山)へと進む中で、自然の循環に思いを巡らせ、かけがえのない自然について考えようという環境スポーツイベント「SEA TO SUMMIT」が糸魚川・上越・妙高を舞台に今月19日・20日に開催します。山のコースである鮫ヶ尾城跡は、上杉謙信が支配した越後を代表する山城跡の一つで、信越の国境地帯を望む交通の要衝に位置し、隣国大名の侵攻に備えた大規模な山城でした。本コースは、その山頂を目指す自然と歴史に彩られたコースです。また斐太歴史の里では、20日(日)に、上杉景虎を偲ぶ みょうこう景虎物語「山城の陣」も開催されていますので、市制20周年を迎えた妙高市に是非お越しください。
◎日程
7月19日 土曜日
環境シンポジウム ※事前予約不要 どなたでも参加できます
演題:南極からみた生きている地球~上越地域で地球の鼓動を感じよう~ 講師:香取 拓馬(フォッサマグナミュージアム学芸員・博士(理学))
会場:リージョンプラザ上越
14:00 ~ 14:30 開会式
14:30 ~ 15:30 基調講演
7月20日 日曜日
アクティビティ(①・②・③) ※沿道でのご声援をぜひお願いします
※詳しい時間は「大会プログラム」をご参照ください
①海のステージ〔カヤック〕:能生海水浴場→筒石漁港公園…約6 ㎞
②里のステージ〔自転車〕:久比岐自転車道→関川河川敷→斐太北小学校…約40 ㎞
③山のステージ〔登山〕:斐太北小学校→鮫ヶ尾城跡頂上…約2 ㎞
閉会式 14:00 ~ 15:00(会場:斐太北小学校)
◎大会プログラム