令和7年7月12日土曜日に、新井総合コミュニティセンターでプレコンセプションケア講演会を開催しました。
「プレコンセプションケア」とは、男女を問わず若い世代から将来のライフプランを考えながら、自分たちの生活や健康に向き合うことです。
ご自分の将来が健康になるばかりでなく、健やかな妊娠や出産につながるほか、生まれてくる子どもの健康にもつながるとして、近年注目されているヘルスケアです。
当日は、梅ヶ丘産婦人科ARTセンター長の齊藤英和先生を講師にお招きし、第1部は「妊娠適齢期とプレコンセプションケア」、第2部は「プレコンセプションケアの必要性と人口減少に対する戦略」をテーマに、妊娠・出産の適齢期の啓発の必要性や、妊娠・出産に適した時期、不妊治療の現状などから、プレコンセプションケアの重要性について、わかりやすく解説いただきました。
講演会を通じて参加者からは、健康管理や生活習慣の見直し、若い世代への普及啓発や教育の重要性について多くの意見が見られ、男女ともに若い時期から、健康・妊娠・出産に対する正しい医学的な知識を得るとともに、妊娠・出産の有無にかかわらず、将来のライフプランを意識して生活することの重要性について学ぶ機会となりました。