農業・農村の有する多面的機能とは
農業・農村の有する多面的機能とは、「国土の保全、水源の涵養（かんよう）、自然環境の保全、良好な景観の形成、文化の伝承等、農村での農業生産活動が行われることにより生ずる、食糧その他の農産物の供給の機能以外の多面にわたる機能」のことをいいます。
制度の概要
農村地域は、国土の保全、水源の涵養、自然環境の保全、良好な景観の形成等の多面的機能を有しており、その利益は広く国民が享受しています。
しかしながら、農村地域は過疎化や高齢化といった問題を抱えており、農地や水路など農業用施設の保全管理を行う共同活動が困難になってきています。そのような中で平成19年度から農地・水保全管理支払交付金により、農地や農業用施設、農村環境を維持保全する活動に対し支援が行われてきました。
平成26年度から、この農地・水保全管理支払交付金が、農業の有する多面的機能の維持・発揮を図るための地域の共同活動に係る支援や、担い手の負担を軽減することを目的とした日本型直接支払制度の「多面的機能支払交付金」として事業内容が拡充され、現在実施されています。
制度の概要及び様式については、下記リンク先をご確認ください。
農水省ホームページ
https://www.maff.go.jp/j/nousin/kanri/tamen_siharai.html
多面的機能発揮促進事業に関する計画の概要の公表
農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律（平成26年法律第78号）第7条第5項の規定に基づき、多面的機能発揮促進事業に関する計画を認定し、同条第6項の規定に基づき、その計画概要を公表します。
多面的機能発揮促進事業に関する計画の概要（R5） (PDF 62.9KB)
多面的機能発揮促進事業に関する計画の概要（R4）-1 (XLSX 15.7KB)
多面的機能発揮促進事業に関する計画の概要（R4）-2(XLSX 15.6KB)