人生会議とは、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)とも呼ばれ、事故や病気で自分の身にもしものことが起きて意思決定が困難になったときのために、あなたが大切にしていることや今後どのように過ごしたいかを「身近な人」と日頃から繰り返し話し合う取り組みのことです。
「難しそう」「縁起でもない」と感じるかもしれませんが、これは「自分らしい未来」を安心して迎えるための前向きな話し合いです。元気なうちに少しずつ始めてみませんか?
1. どうして「人生会議」が必要なの?
誰でも、いつでも、命に関わる大きな病気やケガをする可能性があります。
命の危険が迫った状態になると、約70%の人が、医療やケアなどを自分で決めたり伝えたりすることができなくなると言われています。
元気なうちに話し合っておくことで、もしもの時、あなた自身もあなたの周りの大切な人も迷わず納得した選択ができるようになります。
2. 難しく考えないで!まずはここからスタート
「もしもの話」の会話のヒント
最初は「病気のこと」などと身構えず、今の自分の「好き」や「大切にしていること」を伝えることから始めてみましょう。会話のきっかけとして、こんなテーマはいかがでしょうか?
| テーマ | 会話のきっかけ |
| 毎日の楽しみ | 「最近、これが美味しいなと思うんだ」「やっぱり散歩をする時間は大事だよね」 |
| 大切にしたいこと | 「自分の身の回りのことは、なるべく自分でやりたいと思っているんだ」 |
| こだわり | 「朝はゆっくりコーヒーを飲みたい」「趣味の園芸は、体が動く限り続けたいね」 |
| 不安なこと | 「最近少しだけ、夜眠れない日があって心配なんだ」 |
| もしもの時 | 「もし体調を崩して入院することがあったら、好きな音楽は聴けるかな?」 |
会話が弾むための「3つのコツ」
「今」の気持ちからで大丈夫です。「死ぬ時にどうしたいか」という大きな話ではなく、「今の生活で何を大切にしたいか」を話すだけで、それが立派な人生会議の第一歩です。
「答え」を出そうとしない
「結論を決めなきゃ」と焦る必要はありません。「最近こんなことを考えたんだ」と自分の気持ちを共有するだけで、相手もあなたの価値観を知ることができ、それが「もしもの時」の大きなヒントになります。
メモを残しておくと安心
話した内容を忘れても大丈夫なように、話し終えたらノートやスマホのメモ機能に少しだけ残しておきましょう。何度でも書き直して、その時々の「今の気持ち」を更新していけばOKです。
3. 【必見】マンガでわかる「人生会議」
家族や周囲の人と話し合うきっかけ作りに、マンガの啓発リーフレットをご活用ください。
4. もっと詳しく知りたい方・情報を探している方へ
新潟県HP「人生の最終段階における医療・ケアについて話し合ってみませんか」
5.出前講座の開催
市が町内の集まりや地域の茶の間などへ出向いて各種健康講座を実施しておりますが、そのメニューの中に人生会議講座があります。
申し込みは受付票を提出いただくか、電話でご連絡ください。
6. 困ったときは相談してください
「誰と話せばいいかわからない」「自分一人では不安」という方は、下記問い合わせ先へご相談ください。
