薬物乱用とは?
単に違法なドラッグを使用することを指すのではなく、病気などの治療に使う医薬品を医療目的以外で使用したり、過剰に接種するなど、適切とは言えない使用行為は全て「薬物乱用」にあたります。
- 麻薬や覚せい剤、大麻などの違法な薬物は、法律により厳しく取り締まれており、1回の使用でも乱用になります。
- 薬局やドラッグストアの医薬品についても、本来の目的や用法・用量を守らずに使えば乱用になります。
薬物乱用の恐ろしさ
薬物乱用の最も恐ろしい特徴は、無意識に薬物の接種量を増やしてしまう「耐性」と、薬物がないと身体的にも精神的にも保てなくなり、やめられなくなる「依存性」の悪循環です。
最近の薬物問題
近年、大麻事犯の検挙人員が、10代、20代を中心に大きく増加しています。薬物が密売買される手段としてSNSが拡大しているほか、インターネット等に氾濫している「大麻は身体への悪影響がない」といった、誤った知識や情報に影響されていることが、検挙者増加の原因の一つと考えられています。
また、医薬品や市販薬の過剰摂取(オーバードーズ)が急増し、緊急搬送だけでなく死亡事例も報告されています。
大麻事犯 20歳未満の年齢別検挙人員の推移
| 区分/年別 | 令和元年 | 令和3年 | 令和5年 | 令和7年 | |
| 検挙人員 | 609 | 994 | 1,222 | 1,373 | |
| 年齢別 | 19歳 | 294 | 463 | 528 | 498 |
| 18歳 | 164 | 288 | 335 | 367 | |
| 17歳 | 97 | 158 | 206 | 286 | |
| 16歳 | 42 | 64 | 116 | 164 | |
| 15歳 | 11 | 17 | 24 | 44 | |
| 14歳 | 1 | 4 | 13 | 14 | |
※出典:公益財団法人 麻薬・覚せい剤乱用防止センター
薬物使用による影響
- 1回の使用でも脳出血、心不全などで死に至ることがあります
- 大脳の神経細胞が侵され、脳の機能に異常をきたし、幻覚、妄想、錯乱などの精神障がいが生じます
- 薬物をやめた後でも、ストレス、飲酒などがきっかけで精神障がいが再び起きることがあります。薬物による害は一生続きます
- 視神経の異常や眼底出血を引き起こし、視力低下や失明を招きます
- 肺機能障害や、拒食症、腎機能不全、肝炎など各器官に深刻な悪影響を及ぼすことがあります
- 精子や月経の異常、生まれてくる子ども、先天異常が生じるリスクがあります
オーバードーズの危険性
医薬品等の決められた要領を守らずに、過剰摂取することをオーバードーズ(OverDose:OD)といいます。
麻薬や覚せい剤の使用では犯罪となるため、手軽に入手できる市販薬がオーバードーズに選ばれています。
オーバードーズは適量を超えた薬の接種から、急激な副作用や、長期服用による依存症の発症の危険性もあります。
また、オーバードーズを繰り返すと、肝臓や腎臓に過剰な負担がかかり、臓器にダメージが蓄積されることで、今まで身体的に問題がなかった量でも、あるときから突然耐えられなくなるなどの症状が現れるほか、最悪の場合は死に至ることもあります。
市販薬は違法薬物でないからといって、「安全」でも「安心」でもありません。
オーバードーズは、心と体を傷つける危険な行為です。
危険な行動の前に相談を
つらい気持ちや、嫌なことがあったり、なんだかもやもやしたり・・・・
そんな気持ちや生きづらさを感じたときに薬物に頼るのではなく、まずは相談してください。誰かに相談することで気持ちが軽くなり、心が晴れる事もあります。
身近な友達や先生、家族にはちょっと話しづらい、そんな時は専門家が話を聞いてくれる相談窓口があります。誰かに相談することは勇気がいるかもしれません。しかし、勇気を出してまずは相談してみてください。
リンク:こころの健康や悩みに関す相談窓口
薬物の乱用や依存などについての相談窓口
どこの相談窓口にも相談できます。お電話にてご相談ください。
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新潟県医務薬事課 |
電話025-280-5187 |
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電話025-280-0113 |
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電話025-524-6134 |
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電話03-5542-1865 |
関連リンク
- 薬物乱用対策(厚生労働省)(厚生労働省のページに接続します)
- 薬物乱用防止教育(公益財団法人日本学校保健会)(文部科学省のページに接続します)
- あやしいヤクブツ連絡ネット(一般社団法人偽造医薬品等情報センターのページに接続します)
- STOP the 薬物(厚生労働省のページに接続します)
