薬物乱用とは?
本来は、病気などの治療に使う医薬品を医療目的以外で使用したり、医薬品でない薬物を不正に使用したりすることを「薬物乱用」といいます。たとえ1回使用しただけでも、薬物乱用にあたります。
◆薬物乱用防止に関する情報(厚生労働省のページに接続します)
◆薬物乱用防止「ダメ。ゼッタイ。」(公益財団法人 麻薬・覚せい剤乱用防止センターのページに接続します)
薬物乱用の恐ろしさ
薬物乱用の恐ろしさは、何回も繰り返して使用したくなる「依存性」を持ってしまうこと。また、繰り返し使用しているうちに「耐性」を持ってしまうことです。そのような状態になると、自分の意思では薬物の使用をコントロールできなくなってしまい、身体と精神が蝕まれてしまうのです。
・1回の使用でも脳出血、心不全などで死に至ることがあります
・大脳の神経細胞が侵され、脳の機能に異常をきたし、幻覚、妄想、錯乱などの精神障がいが生じます
・薬物をやめた後でも、ストレス、飲酒などがきっかけで精神障がいが再び起きることがあります。薬物による害は一生続きます
・視神経の異常や眼底出血を引き起こし、視力低下や失明を招きます
・肺、胃、肝臓、腎臓などの各器官に深刻な悪影響を及ぼします
・精神的・身体的に薬物に依存し、薬漬けの毎日となります
・懲役刑を科されるなど、法律で厳しく罰せられます
「危険ドラッグ」について
人体への危険性は、覚せい剤や大麻などと同様、またはそれ以上であるにもかかわらず、以前は、「合法ドラッグ」「脱法ハーブ」などと呼ばれ、あたかも合法であるかのような誤解を与えることもありました。このため、厚生労働省と警察庁では、平成26年7月22日、「危険ドラッグ」へと呼称を変更しました。しかし、危険ドラッグは「ハーブ」「お香」「バスソルト」などと称して、販売されています。
現在、危険ドラッグを使用した本人が直後に亡くなったり、幻覚や妄想などから引き起こされる交通事故や殺人事件等の犯罪が全国で多発しています。
危険ドラッグは、強い有害作用や依存性を持つものとして、あなたの人生、そしてあなたの家族の人生までも壊す、危険な薬物です。「一回だけなら大丈夫」などといった間違った情報にだまされず、絶対に使用しないで下さい。
薬物の乱用や依存などについての相談窓口
どなたでも相談できます。まずは電話をかけてください。
新潟県医務薬事課 |
電話025-280-5187 |
電話025-280-0113 |
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電話025-524-6134 |
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あやしいヤクブツ連絡ネット |
電話03-5542-1865 |
関連リンク
- 薬物乱用対策(厚生労働省)(厚生労働省のページに接続します)
- 薬物乱用防止教育(公益財団法人日本学校保健会)(文部科学省のページに接続します)
- あやしいヤクブツ連絡ネット(一般社団法人偽造医薬品等情報センターのページに接続します)
- STOP the 薬物(厚生労働省のページに接続します)