「保護者の経済的な負担軽減」や「地域公共交通の利用促進」を目的として、高校生が利用する公共交通機関の通学定期券の購入費について補助します。
なお、えちごトキめき鉄道の令和7年10月1日からの運賃値上げに対する激変緩和として、新たに補助メニューを追加しました。詳しくは補助メニュー②をご覧ください。今後、こちらのメニューに沿った形の要綱改正を行う予定です。
補助対象者
市内に住所を有し、市内から高校等に通学する高校生の保護者
本補助制度での「高校生」とは、下記の学校に在籍している生徒になります。
●学校教育法(昭和22年法律第26号)第1条に規定する学校
・高等学校
・中等教育学校(後期課程に限る)
・特別支援学校(高等部に限る)
・高等専門学校(第3学年の課程までに限る)
●学校教育法(昭和22年法律第26号)第124条に規定する専修学校(高等課程に限る)
注意事項(トキ鉄定期券を更新して購入される方へ)
えちごトキめき鉄道の通学定期券を駅の券売機で更新購入する際は、それまで使用していた通学定期券は回収されてしまいます。
あらかじめコピーを取るなどしてください(電子申請システムで申請する場合は、スマートフォン等で券面がはっきり分かるように写真を撮っておいてください)。
領収書コピーでは申請を受け付けませんのでご注意ください。
補助メニューと補助金計算方法
補助メニュー①と補助メニュー②のどちらの要件も満たす場合は、受給額が高いほうを補助金額とします。
ただし、ひと月当たりの補助金額は2万円を上限とします。
補助メニュー① ※R6年度と補助内容は同じです
補助金額
通学定期券のひと月当たりの購入費のうち、1万円を超過した額の2分の1を補助(100円未満切捨)
・鉄道とバスなど通学定期券が複数枚あるときは、それらを合算して申請してください。
・新幹線や特急列車、高速バスの通学定期券も対象とします。
・市内NPO法人運行のコミュニティバスで通学している場合は、市環境生活課へご相談ください。
(NPO法人から証明してもらうことで通学定期券購入と同等として取扱います)
ひと月当たりの購入費の求め方
有効期間が6か月間の場合、購入金額を6で割ります。
<例>購入金額49,240円÷6か月≒ひと月当たり8,206円
ひと月当たりの補助金額の計算例
杉野沢上から妙高高原駅まで市営バスを利用(往復・3か月定期券)し、その後、同駅から高田駅まで鉄道を利用(往復・6か月定期券)して、高田駅周辺の高校に通学した場合
申請する月数について
例えば、鉄道とバスの2つの定期券を購入している場合で、かつそれぞれの有効期間が異なる場合は、重複している月数分を申請してください。
補助メニュー② ※R7年度新規
補助金額
えちごトキめき鉄道の令和7年10月1日の運賃改定後の「1箇月定期券」の購入費に対し、改定前の差分の2 分の1を補助(100 円未満切捨)
・こちらの補助メニューでは、運賃改定前の定期券は対象になりません。令和7年10月1日以降に購入した定期券が対象になります。
・えちごトキめき鉄道の通学定期券のみ対象となりますので、バスや他の鉄道は対象になりません。
・新井駅と南高田駅の区間など、近距離間の場合でも補助対象になります。
定期券購入費の取扱い方法
・えちごトキめき鉄道の「3箇月定期券」または「6箇月定期券」を購入した場合でも、「1箇月定期券」の運賃の差額の1/2を「ひと月当たりの補助金額」として取扱い、3または6を乗じて補助します。
(補助メニュー①のように、6箇月定期券運賃を6で割り返してひと月当たりの購入費を算出することはしません)
・高校生通学定期券の乗継割引制度(トキ鉄からしな鉄に乗換えて長野方面に通学する等の際に適用される制度)は運賃改定後も継続されますが、乗継割引が適用されていないものとして取り扱います。
補助金額の計算例
<例>
有効期間R7年10月~3月までの新井駅⇔高田駅の往復の6箇月定期券の場合、
運賃改定前の購入費:1箇月定期運賃5,020円(1円未満切捨て)…A
運賃改定後の購入費:1箇月定期運賃5,920円(1円未満切捨て)…B
1箇月定期券に対する補助金額:
(B-A)×補助率1/2=(改定前後差額900円)×1/2=400円(100円未満切捨)
補助金総額:400円×6か月=2,400円
何月分の定期券として取扱うかの考え方(補助メニュー①・②共通の取扱い)
定期券の有効期間の開始日が、その月の15日以前なら当月分とし、16日以後なら翌月分として取り扱ってください。
<例>有効期間が4月12日~7月11日なら、4~6月分
有効期間が4月17日~7月16日なら、5~7月分
申請時期
通学定期券の有効期間の開始日から令和8年3月31日までの間(年度末に複数月分をまとめて申請することも可能です)
なお、令和7年度から、皆様から提出のあった交付申請書について、ひと月分を取りまとめて翌月に一括して書類審査します。そのため、交付決定通知が届くまで期間を要しますので、あらかじめご了承ください。
申請方法
電子申請システムで申請するか、市役所環境生活課または各支所の窓口で申請書を提出してください。
申請時には、学生証と通学定期券のコピー(電子申請の場合は写真)が必要です。
高校生の保護者が申請してください。(※本補助制度での保護者とは、児童福祉法(昭和22年法律第164号)第6条の規定による保護者となります。)
<電子申請システムで申請する場合>
下記のURLから申請してください。
高校生通学定期券購入費補助 電子申請利用者サイト
<市役所窓口で申請する場合>
補助金交付申請書 兼 請求書(様式) (PDF 116KB)に必要事項を記入の上、学生証(コピー可)と通学定期券(コピー可)をお持ちの上、市環境生活課または各支所の窓口に提出してください。
補助金交付申請書 兼 請求書(記入例) (PDF 118KB)
補助金返還が生じる場合
通学定期券の解約等で交付要件を満たさなくなった場合は、補助金返還事由申出書 (DOCX 17.2KB)に必要事項を記入の上、遅滞なく申し出てください。