妙高市議会議長
小嶋 正彰
若葉の緑が目にも鮮やかな季節となりました。皆様方におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
当市が誕生して20周年という節目の年がスタートして、はや1か月が過ぎました。
先の3月議会定例会では、過去最大規模となる224億3000万円の一般会計当初予算を可決いたしました。これは、計画初年度にあたる「第4次妙高市総合計画」に掲げるまちづくりの将来像「みんなでつくる“自分の好きを選べるまち”妙高」を実現するための予算となります。
特にリーディングプロジェクトのこども・若者の成長、交流、つながりの場づくりでは、こども・若者を始め、市民の声を聴きながら、様々な学びや体験活動等を通じて、市民をはじめ、コミュニティ、事業者など、多世代との交流によりつながりを深めるとともに、市内外の多様な人との出会いにより、こども・若者がまちづくりに参画しながら、将来に向けて、地域課題の解決や新たな価値の創造に挑戦する人材育成に取り組むとしております。
市議会としても、施策や事業等の検証、本会議の議場での質問や質疑を通じて、妙高市の発展と、持続可能な地域づくりの基礎となる市民の安心、安全の確保を目指して参ります。
また、議会活動においては、市民に開かれた議会と議会改革の更なる推進を通じて「美しく力強い議会」を目指し取り組んでおります。特に昨年度は、予算・決算を含む議案審議の会派代表者による総括質疑において、より市民の皆様にわかりやすくなるよう、再質疑を一括質疑から一問一答方式に改めるなど、従来のやり方にとらわれず、市民目線で、かつ、中身の濃い議会運営となるよう見直しを行いました。
また、昨年5月には、「子育て」や「地域防災」をテーマとして市民と議員による意見交換会を開催し、貴重なご意見を議会活動に反映いたしました。
このように、今後も市民に寄り添い、市民の声に耳を傾け、それを市の施策や事業等につなげることで、妙高市発展に向け尽力する所存です。
結びに、新年度が皆様にとって実り多き年となることをご祈念申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。
令和7年 5月 1日