子ども・若者の育成支援
1.子どもや若者をとりまく現状
個人主義や孤立化の進行、就労環境の悪化、地域社会におけるコミュニティーの希薄化などにより、子どもや若者をとりまく生活環境が悪化し、児童虐待・発達障がい・いじめ・不登校・ひきこもり・ニートなどの問題が発生しています。
このような事から、国は縦割り的な対応では限界という事で、子どもや若者を総合的に支援するための仕組みとして、H22年4月に子ども・若者育成支援推進法を制定しました。
妙高市でも今後、子どもや若者をとりまく生活環境の悪化により、同様の問題が予測されることから、子どもや若者を支援するために「子ども・若者育成支援」への取り組みを始めました。
2.支援の対象者
支援の対象者は次のとおりです。
- 被虐待、障がい、いじめ、不登校、ひきこもり、ニートなどにより自立した生活が送れず、支援が必要な乳幼児期から概ね39歳までの子ども・若者
- 支援が必要な子どもや若者の家族
3.支援の内容
当市の子どもや若者がのびのびと健やかに育成されて、自立した社会生活を営むことができるように、支援の必要な子ども・若者及びその家族に対する総合的、継続的な支援とした、次のような事業を行ないます。
(1)相談対応窓口
◇こども教育課に相談窓口を開設し、対応します
・場所…妙高市役所(4階)教育委員会 こども教育課
・対応日時…月~金曜日 午前8時30分から午後5時まで
※上記の時間以外でも、あらかじめ連絡をいただけば対応可能
◇相談は秘密厳守
◇料金は無料
(2)子ども・若者支援相談員の配置
◇家庭訪問による対応、助言、支援
◇電話、来所相談への対応、助言、支援
◇小・中学校などとの連携による支援
◇支援の必要な子ども・若者及び家族と関係機関(適応指導教室、
児童相談所、医療機関、療育施設、ほっと妙高、ハローワークなど)
との調整
◇関係機関などに関する情報の提供、紹介などのつなぎ
(3)支援ネットワーク「子ども・若者育成支援協議会」による支援
◇子ども・若者に関係する専門機関で構成する組織
・事務局…妙高市役所(4階)教育委員会 こども教育課
◇支援の必要な子ども・若者に対する具体的な支援方法の検討及び継続的な支援の実施
(4)ひきこもりの予防
◇中学・高校時の不登校からひきこもりになる状況が多いため、不登校児童の担任、適応指導
教室、子ども・若者支援相談員、事務局などの関係者で定期的に連絡会を実施し、児童の状
況確認や対応方法の協議
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