令和5年2月11日(土)~2月12日(日)に冬の暮らしを体験する「移住体験ツアー」を開催しました。
このツアーは、妙高市への移住を検討している方が雪のある暮らしを体験することで、移住後の生活をイメージしやすくすることを目的としています。
また雪の大変さを知ると共に、地域の方との交流を通して妙高市への親しみを感じていただくこと、そして継続的なつながりのきっかけを作ることが移住への大事なステップだと考え実施しました。
今回の参加者は首都圏から移住を検討中の3組7名!2日間の移住体験ツアーの様子をお届けします。
オリエンテーション~メープルサップ採取体験
集合場所は「古民家カフェ矢代」。今回のツアーの体験・宿泊の受け入れは「矢代民泊受入れの会」に御協力いただきました。
オリエンテーションでは「古民家カフェ矢代」のシフォンケーキとコーヒーが登場。緊張した面持ちだった参加者の皆さんの顔もほころびます。
そのあとはスノーシューを履いて、雪積もる森のなかへ。
さきほどのシフォンケーキに添えてあった「メープルシロップ」の原液「メープルサップ」を採りに行きます!
途中には動物の足跡や、キノコ、山菜の冬芽なども。
メープルサップの採取現場では、採れたての樹液をみんなで試飲。
「ほんのりあまい」
「自然の甘みだ~」
と、笑顔がこぼれました。
空き家見学
森から帰ってきた後は、市内を車で移動し空き家見学へ。
道中でも道路の除雪体制や消雪パイプについて、買い物はどこでするのか等お伝えしながら向かいました。
空き家では所有者さんが出迎えてくれて、家の中やガレージ等を見学。間取りや内観はもちろん、屋根の構造や敷地の除雪方法もお伝えしました。参加者からは「暖房は何を使っているのか」「高床式の地下部分はどう使っているのか」「ガスは都市ガスかプロパンガスか」「ランニングコストはどれくらいか」など質問が飛び交いました。
地元の方、移住者を交えて交流会
空き家見学のあとは、宿泊する農家民宿にチェックインし、交流会へ。
ツアー参加者、民泊受けいれ家庭に加え、実際に移住した先輩をゲストに迎えて大盛り上がりでした。
移住した先輩ゲストからは除雪の大変さ、妙高暮らしの魅力を写真とともに伝えていただきました。
民泊受入れ家庭で除雪体験
2日目は各受け入れ家庭ごとに除雪体験。
スノーダンプやスコップを使って、たくさん汗をかいていただきました。
手作業での除雪をした後は、機械を使った除雪もちょこっと体験。手作業との違いも感じていただきました。
参加した方の感想
- 地元の方の親切さにとても感激しました。普段体験できないことばかりで、とても良い経験となりました。今後移住する際のイメージが(少しですが)できたと思います。(40代女性、夫と参加)
- 地域の方や実際に移住された方と直接お話でき、交流できたのは貴重な体験でした。ますます妙高市が好きになりました!(30代女性、夫と参加)
- 地元に暮らす人たちといろいろ話すことができて、妙高暮らしのイメージが少し想像できたのがよかった。受け入れの方にもとてもよくしてもらい、たくさんの気づきをもらいました。雪の妙高に来れてよかったです。(30代男性、妻と子どもと参加)