
令和7年10月28日、学校町にある地域の茶の間「ひだまり」で、空き家に関する懇談会を実施しました。これは空き家の発生を抑制していくことを目的に、家族で家のことを考えるきっかけにしてもらおうと、地域のこし協力隊の小川隊員が企画し実施したものです。
当日は、周辺の住民9人が茶の間に集まり、空き家すごろくを囲んで自分の家のことを考えました。空き家すごろくは、国土交通省が、空き家のことで困らないよう早めに家族で話し合うことの大切さを伝えるものとして作成したものです。
小川隊員は、コマを進めながら、止まった場所に書かれている事項について、実際の生活での例を交えながら説明。参加者の皆さんは、自分の家のことを頭に描きながら、どうしたらいいか考えました。
懇談会は約30分。小川隊員は、空き家を放置すると必要なるお金や手間(除草、除雪、税金など)、売却などをして活用するなら家が壊れないうちになど、早めに家族や親族と話し合っておくことが大事ということを伝えました。
参加者は、大事なことだけど話す機会がない話題で、改めて考える機会になったと話していました。小川隊員は、今後も『空き家は放置せず、「仕舞う」・「活かす」で住みよい街に』をコンセプトに、地域の茶の間を中心に懇談会を実施していきます。


※地域の茶の間
住民自らが主体的・自発的に企画運営する高齢者の拠点。今回の会場となった「ひだまり」は、旧家具店の店舗を利用しているもので、周辺の小出雲や学校町の住民が利用しています。

