県内の感染者が急速に増加していることを受け、保健所業務については、真に医療が必要な方を速やかに医療につなげるため、感染者の健康状態の確認や同居家族に対する検査、また、感染が拡大した場合にリスクが高い施設(医療機関、高齢者施設、障がい福祉施設)の調査や感染対策に重点を置いています。
このため、上記以外の濃厚接触者・接触者に対しては、保健所からの連絡や検査が行われません。今後、自分が感染したとき、または濃厚接触者になったときに、どのように行動したらよいのか確認しておきましょう。
新型コロナウイルス検査で陽性となった場合
保健所からの連絡に対応
・健康状態や発症前2日間の行動歴の回答
・自宅待機等の療養方針や外出自粛指示の連絡受取り
職場・学校等に陽性となったことを連絡
・未成年者の場合、保護者からご連絡ください
濃厚接触したと考えられる友人等に連絡
・下記の濃厚接触者の定義をもとに、ご自身で濃厚接触者を判断し、連絡してください。
濃厚接触者の定義 | 検査陽性者と、感染の可能性のある期間(※1)に接触し、以下の範囲(※2)に該当する者 |
感染の可能性がある期間 (※1) |
(1)有症状者の場合:症状が出た日の2日前から療養解除の基準を満たすまで (2)無症状者の場合:陽性となった検体を採取した日の2日前から療養解除の基準を満たすまで |
濃厚接触者の範囲 (※2) |
・感染者と同居または長時間の接触があった 【濃厚接触の可能性が高い場面の例】 ・近距離で、飲食しながら会話をした |
・濃厚接触したと思われる知人等に、以下のことを伝えてください。
(1)ご自身が検査陽性となり、濃厚接触者の定義に該当するかたに連絡していること
(2)県ホームページ「濃厚接触者の定義に該当する方へ」を確認すること
(3)7日間自宅待機をすること
(4)8日目以降も10日目を経過するまでは検温などの健康状態の確認や感染リスクの高い場所の利用や会食などはしないこと、マスク着用など感染対策をすること
(5)発熱などの体調変化があった場合には、かかりつけ医や受診・相談センター(025-256-8275、025-385-7541)、最寄りの保健所のいずれかに受診・検査の相談をすること
職場や学校等に行っていただくこと
医療機関、高齢者施設、障がい福祉施設
・原則として、保健所が感染状況等の調査・外出自粛を指示
・自機関・施設の方に対し、健康観察するとともに、体調不良者がいる場合、保健所に連絡
その他の一般企業、学校
・濃厚接触者のリストを作成し、7日間の自宅待機を管理
・体調不良者がいる場合、かかりつけ医や受診・相談センター(電話025-256-8275、電話025-385-7541)、最寄りの保健所のいずれかに受診・検査の相談をする
濃厚接触者となった場合
健康観察期間中の過ごし方
・7日間(感染者と接触した最終日の翌日から起算)の自宅待機をお願いします。
・不要不急の外出は控えてください(通勤や通学を含む)。
・やむを得ず外出する場合は、マスクの着用と手指消毒などの感染予防対策を必ず行い、公共交通機関を使用しないでください(電車、バス、タクシー、飛行機など不特定多数の方が利用するもの)。
健康状態の確認について
・1日2回の体温測定をお願いします。
・発熱、鼻水、咳、のどの違和感など、風邪症状がないか確認してください。症状がある場合は、かかりつけ医や受診・相談センター(025-256-8275、025-385-7541)、最寄りの保健所のいずれかに受診・検査の相談をしてください。
感染予防対策について
・8日目以降は自宅待機は不要ですが、10日目を経過するまでは検温などの健康状態の確認や、感染リスクの高い場所の利用や会食などはしない、マスクの着用などの感染対策を行ってください。