日本最北限、最小の個体群「火打山のライチョウ」を救いたい!
【ライチョウ保護クラウドファンディング専用サイト】
https://www.satofull.jp/projects/business_detail.php?crowdfunding_id=153
こちらのサイトからご寄附いただけます
皆様からの暖かいご支援により、この活動も今年で4度目を迎えることができました。心から御礼申し上げます。
昨年度のご寄附により、今年度は次の活動に取り組んでいます。
・繁殖期及び非繁殖期におけるライチョウ個体数調査
・大型哺乳類の生息実態調査
・雪上レクリエーション活動エリアでのライチョウ生息状況調査(冬期間の人間とライチョウの活動エリアの重複状況の調査)
これまでの調査活動によりライチョウの個体数の推移をはじめ、高山帯におけるシカなどの大型哺乳類の出現状況などが明らかになってきています。また、市ではこの調査をもとにライチョウの捕食者対策や高山蝶の出現状況など、火打山におけるライチョウを含めた自然と人間の共生のための活動を実施しています。
国立公園妙高の保護と利用のため、これからも多様な活動に取り組んでいきますので、たくさんのかたのご支援をお願いします。
クラウドファンディグ概要
期間:令和3年11月15日月曜日から令和3年12月21日火曜日まで
目標金額:140万円
寄付金の使途:個体群分布調査及び、雪上レクリエーション活動エリアでのライチョウ生息状況調査並びに活動エリアマップによる活動ルールの検討
火打山のライチョウ
妙高戸隠連山国立公園の火打山山頂周辺には、国の天然記念物で、絶滅危惧種のニホンライチョウが生息しています。
このライチョウは、氷河期からの生き残りでとても数が少なく、昨年の調査では22羽を数えるのみでした。
「10年以内に火打山のライチョウは絶滅する可能性がある」
地球温暖化による世界的な気候変動は、火打山にも影響を及ぼしています。高山植物の植生が変化し、ライチョウのエサが減るなど不利な変化が起こっているのです。
また、高山帯へのニホンジカなどの侵入が確認されており、その影響が懸念されています。
ライチョウを守るために
ライチョウを保護するため、様々な活動を実施しています。
・環境省と連携した「火打山における協働型環境保全活動」
・令和3年度頸城山塊ライチョウ個体群生態調査事業
市では、令和2年6月、国立公園の鳥にライチョウを指定し、これらの活動をより積極的に展開しています。
クラウドファンディングの対象事業
ライチョウ保護のための生態調査や捕食者調査に寄付金を活用させていただいております。
標高2,000メートル以上の高山帯における長期間の調査であり、その特殊な環境下では多額の費用が必要となります。
・調査に必要な機材費(センサーカメラなど)
・直接的に調査に係る人件費等(長期的な高山帯での調査の人件費、及び高谷池ヒュッテにおける滞在費)
・調査結果の分析に係る経費