令和4年度の妙高市の重点項目は
〇「SDGsジェンダー平等」
妙高市はSDGs未来都市に認定され、「誰一人取り残さない」というSDGsの考えを取り入れ、持続可能なまちづくりに取り組んでいます。
男女共同参画の視点からもゴール目標5「ジェンダー平等を実現しよう」があります。
職場・学校・地域・家庭など私たちの周りの男女共同参画について一緒に考えてみましょう。
みんなで目指すSDGsジェンダー平等 (PDF 9.77MB)
〇「男性の育児休業促進」
令和4年度「育児・介護休業法」が改正されます。
男性育児休業の促進につながる改正です。詳しくは下記をご覧ください。
男女共同参画社会とは?
こんな時、あなたならどうしますか?
- 同僚の男性から「子どもが生まれるから育休を取りたい」と相談されました。
- 中学生の息子から「子どもが好きだから、将来は保育士になりたい。」と相談されました。
- 採用面接に行った企業から「女性は現在採用していない」と断られてしまった。
- PTAや町内会の役員を決める会議に出席したら、会長や部長はすべて男性でした。
日常生活の中で「男性・女性としての役割」に縛られていると感じたことはありませんか?
一人ひとりが生き生きと安心して暮らすためには、性別に関係なく共に参画し、多様な生き方が選択できる社会づくりが重要です。
例えばこんな社会です。
職場で・・・
- 性別に関係なく、いきいきと働いています。
- 仕事以外の生活とのバランスがとれた働き方をしています。
- 男女ともに育児休業、介護休業などを取りやすい職場環境がつくられています。
家庭で・・・
- 家族全員で協力し、家事・育児・介護など取り組んでいます。
- 子どもの個性や能力を認め、社会的性別(ジェンダー)にとらわれず、接します。
地域で・・・
- 消防や自治会など、地域でのさまざまな活動に、性別関係なく豊かな地域づくりに取り組んでいます。
男女共同参画は女性のためだけのもの?
女性が「男は仕事、女は家庭」という考え方によって社会進出が阻まれてきた、ということはよく聞きます。しかし一方で、男性も「男は仕事」という役割を固定され、本来自分がやりたいことができない状況ではないでしょうか?
「男はこうあるべき」「女はこうあるべき」と決めつけることは、性別を問わず、個人の能力や個性を発揮する機会を奪いかねません。
男性も女性も生きやすい社会をつくるためには、男性自らが、生き方を見つめ直すという「意識」や「気づき」が必要です。男性も女性も家庭や仕事においてさまざまな生き方が認められる環境は、男性にとっても意義のあることです。
男女共同参画に関する「市民意識調査(平成30年度実施)」の結果
「次の分野で男女の地位は平等だと思いますか」の回答結果
自分の「働き方」を考えてみよう ‼
やりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、自分の希望に応じて活動するため多様な生き方が選択・実現できることを「ワーク・ライフ・バランス」といいます。
働く自分にとって理想の働き方や生活とのバランスはどのようなものか見直してみましょう。
チェックポイント(満足している場合はチェック) |
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(1)仕事にやりがいや充実感を感じている |
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(2)仕事を通して自己表現ができている |
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(3)有給休暇などの制度を有効に活用している |
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(4)仕事は、時間を意識して効率的にできている |
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【家族と同居している方が対象】 (5)朝食・夕食を家族と一緒に食べている |
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【子どもがいる方が対象】 (6)子どもの話をゆっくりと聞いたり、関わったりする時間を持てている |
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【夫・パートナーのいる方が対象】 (7)夫・パートナーと家事・育児を協力し合っている |
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(8)スポーツやリラックス法などで健康維持を心がけている |
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(9)充実した余暇や趣味の時間を過ごしている |
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(10)地域の活動やボランティアなどに積極的に参加している |
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(11)何かあったときは、家族や友人に相談できる |
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(12)自分自身のスキルや魅力を高めるために行動している |
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(13)自分と家族の将来について、夢(ビジョン)がある |
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診断結果・・・あなたのワーク・ライフ・バランス度は?
チェックが0~5個 |
残念ながら、ワーク・ライフ・バランスが実現しているとはいえない状況のようです。何かをあきらめたり、毎日疲れてしまっていませんか?これで当たり前と思わずに意識して変えていきましょう。まずは、自分がどう働きたいか、何を大切にしたいか整理して、それに向けて何が足りないのか、阻害しているかを見つめてみましょう。もっと、自分らしく輝いて、いきいきとした姿で毎日を過ごしてください。 |
チェックが6~9個 |
充実した毎日を送られているようですが、仕事と家事や自分自身の生活という意味ではもう一つ調和が足りないかもしれません。ライフの充実では、もっといろいろな可能性に挑戦してみたり、心身の健康をはかることで、きっとワーク(仕事)にもいい効果となりますよ。自分の大切にしたいものや夢に向かって、もっと素敵な人を目指しましょう。 |
チェックが10個以上 |
今のあなたは、仕事や家庭や育児などの生活が、うまく調和している生活のようです。毎日いきいきと笑顔で過ごされているのではないでしょうか。これからも、ワーク(仕事)とライフ(生活)の調和でいきいきとした姿でいてください。子どもの成長など、周囲の環境の変化とともに、ワーク・ライフ・バランスは変化します。その時々で見直して、輝ける人でいてくださいね。 |
多様な性について考えよう!
「LGBT」という言葉を聞いたことがありますか?セクシュアルマイノリティ(性的少数者)をあらわす言葉の一つとして使われることもあります。
性的指向
性的指向とは、どのような性別の人を好きになるかとういことです。
L・・・Lesbian(レズビアン)女性の同性愛者(心の性が女性で恋愛対象が女性)
G・・・Gay(ゲイ)男性の同性愛者(心の性が男性で恋愛対象が男性)
B・・・Bisexual(バイセクシュアル)両性愛者(恋愛対象が女性にも男性にも向いている)
性自認
性自認(性の自己認識)とは、自分の性をどのように認識しているかということです。
T・・・Transgender(トランスジェンダー)「身体の性」と「心の性」に不一致を感じる人。
SOGI(ソジ)
人にはそれぞれ性的指向(Sexual Orientation)と性自認(Gender Identity)があり、LGBTだけでなく、多様な性を表す考え方です。誰もが「SOGI」という、多様なグラデーションの中にいます。
性のあり方
性のあり方(セクシュアリティ)には4つの要素があり、「身体の性」「心の性」「好きになる性」「表現する性」のかけあわせで考えられます。LGBTの人だけでなく、十人十色で一人ひとりに性の在り方があります。
「性」のあり方は人それぞれです。どれが正しい、間違っているというものではなく、「性はいろいろある」ということを理解することが、みんなが自分らしく生きていくために大切なことです。
ハッピー・パートナー企業に登録しませんか?
Q.ハッピー・パートナー企業とは?
A.性別に関係なく仕事と家庭、その他の活動が両立できるよう環境を整え、職場における男女共同参画の推進に積極的に取り組む企業・団体です。新潟県では「ハッピー・パートナー企業(男女共同参画推進企業)」として登録し、その取組みを支援しています。
Q.登録するとどんなメリットがあるの?
A.
・県のホームページや各種広報等により企業イメージ・知名度アップにつながります
・ドバイザーの派遣が無料で受けられます
・さまざまな情報の提供が受けられます
・新潟県の建設工事入札参加資格審査の加点要件があります
・ハッピー・パートナー企業における県庁物品等調達の対象企業となります
・日本政策金融公庫の「地域活性化・雇用促進資金」による制度融資が利用できます
・商工中金の「ハッピー・パートナー企業応援ローン」が利用できます
・ハローワークの求人票にハッピー・パートナー企業であることがPRできます
・妙高市の地域貢献企業の登録要件の1つに位置付けられています。
Q.どんな企業が登録しているの?
A.市内に本社がある登録企業・団体(登録順に掲載) ※令和3年6月1日現在
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事業所名 |
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事業所名 |
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事業所名 |
1 |
妙高市役所 |
6 |
株式会社 雲田商会 |
11 |
有限会社 岡田組 |
2 |
岡田土建工業 株式会社 |
7 |
株式会社 山﨑建設 |
12 |
有限会社 保坂建設 |
3 |
池田興産 株式会社 |
8 |
株式会社 アルゴス |
13 |
株式会社 マルモト |
4 |
株式会社 西脇電気商会 |
9 |
新井商工会議所 |
14 |
株式会社 丸尚 |
5 |
株式会社 保坂組 |
10 |
株式会社 野本組 |
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Q.ハッピー・パートナー企業の詳細・応募方法は?
A.新潟県男女平等社会推進課 電話:025-280-5141
新潟県ホームページ「ハッピー・パートナー企業登録制度の概要」
http://www.pref.niigata.lg.jp/danjobyodo/1228334502844.html
女性人材リストに登録しませんか?
市では、男女共同参画推進の取り組みの一環として、審議会や委員会などへの委員参画など、女性の活躍の場を広げてもらうことを目的に、女性人材リストを作成しています。
対象 |
市内在住、または勤務している20歳以上の女性で、次のいずれかにあてはまるかた (1)勤務先、各団体などで社会活動、ボランティア活動などをしている (2)教育、福祉、芸術、スポーツなどのあらゆる分野で活動している (3)専門的な知識、技能などがある (4)まちづくりに関心があり、地域の発展に熱意を持っ |
登録方法 |
登録票を提出(直接持参または郵送) ※登録票は関連ファイルから確認できます |
その他 |
(1)個人情報は厳守。 (2)登録後はセミナーや講座開催のための支援など、自身のスキルアップにつながる支援を実施 |
女性のための相談窓口
女性のための相談窓口を開設しています。DV(夫や恋人からの暴力)、介護、家族、子育て、仕事、人間関係、健康のことなど、女性が直面するさまざまな悩みや不安・問題について相談に応じています。秘密は厳守しますので、安心してご相談ください。相談は無料です。
〈相談窓口〉
妙高市女性のための相談窓口(TEL72-4825) |
新潟県男女平等推進相談室(TEL025-285-6605) |
関連ファイル
- 妙高市男女共同参画社会推進条例の構成 (PDF 17KB)