矢代地域づくり協議会
【両善寺霊山神社の秋の祭礼】
9月10日(日)に両善寺霊山神社の秋の祭礼が開催されました。
毎年、この日に開催される秋祭りは、今年は日曜日と重なり多くの子どもたちも参観してくれました。また、国際交流協会にも開催案内をしたところ、上越や市内の小中学校に勤務されている6名のALTの皆さんからも参加いただきました。
祭りの主催、大字両善寺の小島さんは、「楽しいひと時を共有できた。山里の集落に伝わる文化を体感していただけた。」とお話くださいました。
地元の子どもたちにとっても、移住者の皆さんにとっても、神楽はなかなか見る機会がない伝統文化を堪能した1日になったと思います。
【矢代古民家活用の会】
「矢代古民家活用の会」の活動を紹介します。
矢代地区で8/22日~8/30日にかけて、東京農業大学の夏季研修(長期滞在型農村研修プログラム)が行われました。「農事組合法人やしろ」「坂口げんき農場」「米ファーム斐太」の3か所に別れ、「農事組合法人やしろ」で研修を行った2名の宿泊を「古民家カフェ矢代」が受け入れました。
研修では、スイートコーンの追肥や田んぼの雑草除去、直売所見学やトラクターの操作方法などを学び、暑さと体力勝負の中、疲れきった学生たちを元気にしてくれたのは、古民家カフェでの夕食でした。地元野菜と矢代米をふんだんに使用した食事を食べる学生たちは笑顔であふれていました。
学生たちは「初めての作業が多く、毎日新鮮な気持ちでした。大学で学ぶよりも実際に見て体験することで、今の農業がどのような状況なのかを身近で感じることができました」や「涼しいと思って新潟を選びましたが、ここまで暑いことに驚きました!(笑)水不足で困っている現状を見て、これからの農業に必要なことを考えさせられました」「とにかく食べ物が全部美味しかったです!また、関わってくださった方がみんなやさしくて、人の温かみを感じました」と話してくれました。
大自然に囲まれた妙高の地で学んだことは、学生たちにとってとても貴重な時間となったようです。「矢代古民家活用の会」では、古民家を活用して様々な活動にこれからも取り組んでいきます!
【矢代カフェギャラリー】
6月10日(土)から矢代元気会館(旧矢代保育園)で開催している、「矢代カフェギャラリー」におじゃましてきました。
第1弾展示企画では、矢代地区の中嶋和彦さんの「写真」と木村洋子さんの「書」が展示され、旧保育園の建物になじむような癒しの空間となっていました。この企画は、誰でも展示できて話せるコミュニケーションの場として設けられています。2つの作品は、6月18日(日)までの展示となっていますで、期間中にぜひ、足を運んでみてください♪
【大田植え(おおたうえ)】
6月3日(土)矢代地区両善寺の荒廃農地を利用した大田植え(おおたうえ)が行われました。
このイベントは、R&L連携推進室(両善寺)が、交流人口の拡大と地域の魅力を国内外に発信する事を目的に開催し、ロッテ社員とご家族、地域のみなさん約30名が参加しました。
参加者からは、「足が抜けなくて転びそうになった」、「田植えは初めてで、意外と難しかった」などの声があり、慣れない作業に苦労していました。
田植え終了後には、おにぎりや竹の子汁が振舞われ、参加者は疲れが吹き飛んだようでした。
R&L連携推進室 事務局長の小島さんは、「イベントを通して、地元企業との連携をより深め、地域の活性化につなげたい」と、話してくれました。
市では、今年度から地域づくりSDGs交付金のメニューに「地域パートナーシップ活動」を新たに追加し、このような地域と企業が連携した活動を支援していきます。