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大毛無山(おおげなしやま)

大毛無山(おおげなしやま)

冬には約10メートルの雪

 妙高市の市街地から西側に見える大毛無山の標高は1429メートル。冬の大毛無山の山頂は、まるで真っ白な鉢をかぶせたようです。「けなしやま」と呼ばれるのも、冬になると山頂では、約10メートルもの雪が積もり、木々がすっぽりと隠れてしまうからです。

 ふもとで雪解けが始まるのは立夏を過ぎた5月の中旬ごろ。地肌が顔を見せるのには、相当の時間がかかります。そのため、山頂付近では5月まで春スキーが楽しめます。遅い春を迎え、短い夏が過ぎると季節はもう秋です。初雪が舞い始める11月初旬、空は再び鉛色に変わります。12月初旬まで降っては消え、消えては降る雪が、その後根雪となってしだいに何層も何層も降り積もります。

大毛無山の生物たち

植物  大毛無山に生息する植物は785種。標高が決して高くないにもかかわらず、亜高山帯の植物が見られます。
 大毛無山は雪が多いため、その重みで樹木は斜面に沿って倒れてしまいます。春になると雪が解けて、重みがなり、木はまっすぐに伸びようとしますが、毎年これを繰り返すので、木々はまっすぐ伸びることができず、曲がったまま成長します。
動物  冬になると雪の上には、たくさんの動物たちの足跡がついています。トウホクノウサギ、ホンドギツネ、ホンドタヌキ、ホンドテンなど大毛無山の住人たちのものです大毛無山には、26種あまりの哺乳動物が生息しています。ブナの幹に残された爪痕から大毛無山にもツキノワグマが生息することがわかっています。また、特別天然記念物のニホンカモシカは火打山から続く尾根づたいで見かけることがあります。
 大毛無山の森は昆虫たちやサンショウウオにとって絶好のすみかです。沼地や池は、適度な湿度と温度が保たれるので、両生類やは虫類の生息に適していて、両生類は6科13種、は虫類は4科7種確認されています。また、大毛無山は、ハコネサンショウウオの生息地として新潟県内では規模の大きなものの一つと考えられています。また、ニホンマメシジミも確認されています。春の山麓では春の女神ギフチョウが華麗に舞い始めます。
鳥類  大毛無山では、夏鳥18種、冬鳥4種、他漂鳥32種が確認されていて、渡り鳥の中継地点、休息所の役割を果たしています。シジュウカラ、ホオジロ、コゲラ、アカゲラ、マヒワやカシラダカなどが姿を見せます。

膳棚(ぜんだな)

 大毛無山の東斜面に、高さ30メートルを超える急崖が約600メートルに渡って連続しています。上の地層が削り取られて砂岩層が露出しています。これは「膳棚」と呼ばれ、あたりが雪にすっぽりとおおわれてしまう冬でも黒々とした地肌をあらわにしています。

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